もしかしたら、は必ず相談を
認知症は徐々に進行し、進行を緩やかにする薬が開発されている病気です。
「もしかしたら認知症かも…」と少しでも感じたら、「いや、まさか自分(家族)がなるわけない」「きっと年のせいよ」とごまかさず、判断は専門の方に任せるようにしたいものです。
病院に行くのは気が引ける
家族に「認知症かもしれない」とは言えない!というのは当然のことでしょう。特にプライドの高い人だったり、行動派の人だったり、知的な自分が自慢だったり、自分がそんな病気と疑われたりしても受け付けられない、又は衝撃が大きすぎることだってあります。そのショックでどうにかなってしまったらと心配で言えなかったりもするでしょう。
でも、だからと言って先延ばしにしていたら、本人の為にも、これから介護を担うであろう家族の為にも良くありません。
しかし、突然「認知症の可能性があるから病院に行こう」なんて言えないものです。ではどうすればいいのか…大丈夫かもしれないんだしこのまま様子を見ていれば…ではいけません。
病院に行きにくいのはこの病気の特徴の1つですから、それをくみ取った人たちが専用の相談ダイアルを設けています。
例えば認知症の家族を持ち、介護経験のある方の団体は、無料相談を電話で行ってくれています。
認知症の人と家族の会(公益社団法人) 0120-294-456
こういった相談できる所に電話をして、認知症の症状なのか違うのかや、すぐに病院に行った方がいいのか、本人にどういえばいいのか等相談するのは良いことと思います。
まだ心配のない方も、いざとなったらここに相談できる、という場所があると気持ちも違うと思います。認知症は家族だけで抱え込まないことが大切ですから、相談できる場所、は知っておくと良いですね。
このサイトでも相談できる場所をまとめています。 こちら
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