熱中症になりにくい体にする暑熱順化
夏の始め突然熱くなると、体がだるくなり、「体が暑さに慣れていない」と感じます。体は夏に備えて実際に機能を変えています。
これを暑熱順化といいます。
暑熱順化は何が変わるのか
体が暑熱順化すると、下記のように変化します。
・体温が上がりにくくなる。
・水分補給で体液が増加しやすくなる。
・皮膚の血流量が増えやすくなる。
・汗の塩分量が減り、汗がサラサラになる
結果、夏は暑さに適した体に変化するのです。
しかし近年、この暑熱順化がうまくいかず熱中症の危険性が高まってしまう人が増えています。
暑熱順化がうまくいかない理由
以前は、梅雨の時期に体が徐々に暑さに慣れるために暑熱順化していきました。
しかし最近は空調の発達によりクーラーで常に快適、という人が増え、体が暑熱順化の必要性を感じないまま真夏を迎えてしまう状態に陥ってしまうケースが多くなっているのです。
すると、暑熱順化できていないまま真夏の暑さにやられ、熱中症になってしまうのです。
特に高齢者になると、体の水分量に鈍感になってしまい、脱水症状に気づきにくくなります。脱水症の症状が起こる前の「隠れ脱水」になっていることも多く、そのまま暑い中外出したり、家の中でクーラーをつけずに我慢したり、暑さに気付かず熱中症になってしまわないよう気を付けなければなりません。
暑熱順化を促す生活を
クーラーを我慢することによる熱中症は避けなければいけませんが、クーラーばかりに頼り暑熱順化できないまま炎天下を歩くのもまた熱中症を引き起こします。
クーラーの使用は適度にし、窓を開けるなどして体に夏が来たのを教え、準備する時間を与えましょう。
暑熱順化がうまくいき、水分補給を忘れなければ熱中症になる危険性はずいぶん下がります。
[ トップページ ]
認知症予防知識情報一覧
認知症予防知識情報一覧ページへ
▼以下、一部抜粋
老化と脳トレーニング
ひらめくことで脳の老化はストップする
認知症予防に効果があるのは唯一パズル等である~トロント大学~
ワーキングメモリ(作業記憶)トレーニング
テレビゲームで50歳脳が若返る?(アメリカ)
同じテレビを見るのでも脳に差が出る
人への悪口は自分の脳にダメージを与える
イライラしない心がけが大事
アメリカ・アルツハイマー病協会提唱「脳を守る10カ条」
脳を守る10カ条を軽~く、ずぼらに考えてみた
本当の『老化』は75歳から始まる
アルツハイマー型認知症の大半は7つの危険因子で予防できる
認知症が気になったらデュアルタスクを鍛える
認知症のリスクを確実に下げる食事とは
認知症を知る
認知症の前段階、前認知症の症状とは
認知症の早期発見の大切さと難しさ
認知症患者は全国推定患者数462万人 2013年度調査
認知症患者数は2050年には世界で1億人超
長谷川式簡易知能評価スケール ~認知症かどうかのテスト~
認知症施策推進5か年計画オレンジプラン(厚生労働省)とは
認知症対応に大切な『否定しない』こと
認知症についてまとめました。
新しい情報や対処法など様々な情報を随時更新していきます。
脳血管性認知症についてまとめました。
突然の発症が怖い病気。予備知識としてぜひご覧下さい。
転倒による骨折から長期入院や寝たきりとなり、認知症になる方が多数います。ポイントは・・・。
糖尿病はそれ単体で認知症になる危険性があります。
正しい知識で糖尿病を防ぎましょう。
どんなに節約していても、怖いのが突然の病気等による出費です。
シニアの為の保険についてご紹介します。
レクリエーションプリントで脳活性化
シニアレク会館(姉妹サイト)に、無料で使えるパズルプリントが多くあります。
ボケ防止クイズ&ゲームで認知症予防
辞書ゲーム 思い出しゲーム ブロック途中経過推理ゲーム 漢字ばらばらゲーム 瞬間記憶脳刺激ゲーム 違うところ探しクイズ ダジャレを考えようゲーム
百人一首を書く 一覧
計算問題(足し算問題)他の問題へのリンクも