高齢者なぜ熱中症が多いのか
熱中症が熱中症で搬送されたというニュースをテレビで目にします。若者より高齢者のほうが熱中症になりやすいのはなぜでしょうか。ただ身体が衰えているから、とあまり深く考えないかもしれませんが、これには理由があり、理由を知ることで効果的に熱中症を防ぐことが出来ます。
高齢者が熱中症にかかりやすい理由
高齢者は若者より暑い時に暑いと感じません。身体は危険な状態に陥っていても気が付かないことがあるのです。
一般に65歳以上になってくると、気温に対して皮膚が鈍感になり、30度を超えても暑く感じないなど、皮膚の感覚が鈍ってきます。
そうなると、身体には冷房が必要な気温になっても気が付かなくなっていきます。
室内の温度計をチェックするなど、体感温度に頼らないように心がけることが必要になります。
また、体温調節機能や脳機能の低下により、体が暑さに対応するのが難しくなるため、より注意して体温調節を行わなければなりません。
特に寝ているときは熱中症の症状が出ていても気が付くことができないので、水分補給と、必要に応じてクーラーをつけ、熱中症を予防しましょう。夜トイレに起きたくないから水分は控えめに、というのは自殺行為です。寝ている間にもどんどん体内の水分は失われていきます。水分はしっかりと補給してから寝るほうが安全です。
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