ゲームは脳に良い?
「ゲーム脳」という言葉がかつて話題になりましたが、ゲームは脳にどのような影響を与えるのでしょうか。また、ゲーム脳というのは本当に存在するのでしょうか。
ゲーム脳とは、ゲームをしている時の脳波を調べた結果、認知症の方と同じ脳波が計測されたというものでした。しかし、その脳波はリラックス時に発生する脳波で、私たちがゆっくりとテレビを見ている時などにも発生している脳波だったそうです。ですから、ゲーム脳というのはそもそも間違った考え方で、単純にゲームを楽しんでいるだけだったと考えられます。
しかし、ゲーム脳が存在しないといっても、これでは脳活性化に良いとは言えません。テレビをゆっくり見ているようなリラックス状態では脳は鍛えられないからです。
ゲームの種類によって脳活性化につながる?
一口にゲームといっても様々なゲームがあります。アクション、パズル、ロールプレイング、シュミレーション、スポーツ等様々ですね。
アクションやスポーツ関連のものは、タイミングを狙ったり、反射神経を使ったりと良い効果があるでしょう。
ロールプレイングやシュミレーションは戦略を立てたり、ストーリーを追いかけたり、アイテムをタイミングよく使ったりとこちらも脳には良い効果を与えるでしょう。
結局どのジャンルであっても楽しみながら考えたり反射神経を使えるものであれば脳にはプラスの効果を与えてくれます。
では、最初に出てきたリラックス状態になってしまった例はどういったゲームをしている時でしょうか。
慣れが脳をボーっとさせる
例えば、何度も何度もプレイして慣れてしまったアクションゲームや、ストーリーを全て知った上でプレイするロールプレイングゲーム等、慣れてしまったゲームは脳への刺激が低下します。
脳は常に新しい刺激を求めていますから、同じゲームをプレイするのではなく、次々と新しいゲームをプレイするほうが脳活性化につながります。
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