年間111万人が要介護に移行している
東京大学医学部附属病院の吉村典子氏らにより、全国8地域、約1万2千人を対象に行われた調査で、全国で推定111万人が要介護に移行することがわかりました。
腰痛、膝痛に悩む方は非常に多い
この調査は、腰痛と膝痛に悩む方がどのくらいいるのかという実態調査から始まりました。
その結果、膝痛の有病率は32.7%、腰痛は37.7%に上ることがわかりました。
この有病率を日本の総人口と年齢分布を元にを元に計算すると、膝痛の有病者は推定1800万人、腰痛の有病者は推定2770万人と推定されるということです。
腰痛に悩む人は多いと感じてはいましたが、ここまで多いのですね。
要介護移行者は年間111万人
65歳以上の方を対象に、追跡調査をした結果、要介護に移行する人が年間111万人と推定されることがわかりました。
様々な原因から要介護に移行しますが、これだけ全国で有病者が多い腰痛や膝痛から痛くて歩けず、筋力が衰えて要介護になる方も多いでしょう。
もし、腰痛や膝痛、その他の身体の心配事があるなら、早めに治療を開始したり、正しい知識を身に着けることが重要で、それによって要介護に移行するのを防げるケースも多いです。
転倒や認知症など、寝たきりや要介護になる可能性の高い病気を防ぐのも日ごろから知識を身に付けたり予防をしているかがカギです。
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